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BREEDS OF CATTLE

種牛の紹介

ミルクネット受精卵研究所の精液ストローは、
最先端の技術の応用により、独自のレシピで作成しています。
1本のストローに8000万匹以上もの活力のある精子を保存させることで、
不妊牛に対しても高い受胎率が期待できます。

ミルクネット受精卵研究所では、花気高2・幸4の1・勝忠竜・隆清国・美国光の5頭の黒毛和牛種雄牛を所有し
管理の行き届いた施設で飼養しています。 活力のある精液の採取の為、種雄牛の体調に合わせた採精を行っています。

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気高と藤良の血液で固められた花気高2

「花気高2」は、(紀多福×第1花国×金幸×神高福×忠福)という血統です。
父親の紀多福は枝肉成績が枝重BMS共に高いレベルで安定していますが、紀多福に含まれる第1花国と金幸を戻し交配することで、より体型を整えることと、さらなる肉質の向上を目指しました。

本牛は体の深みや幅、張りのある気高系らしい迫力のある体系であり、性格は大人しくとても温厚です。産子は体幅・体深・体伸に富み、皮膚や被毛の質について優れており、特に被毛については但馬系のような細くて柔らかい密度の濃い被毛をしています。

血統は但馬系の血量が少なく気高・藤良系の割合が高い構成ですので、雑種強勢が期待される但馬系雌牛など、次世代の交配にご利用下さい。

気高と藤良の血液で固められた花気高2

精子の活力が良く、
産子の発育も良い幸4の1

「幸4の1」は、「幸紀雄」の後継牛で祖父は「安福久」です。但馬牛のような肉質の気高系の種雄牛を目指して造成されました。

本牛は体高が高く、幅と深みもあり、きれいな体型をしています。産子の生まれ落ちは35kg前後で難産になりにくく初産にもおすすめです。産子の体型と発育はともに良く、均一性があります。

また、精子の活力が良く耐凍性も良いです。精子を5000万匹以上入れることによって融解後も濁流のような活力の精液ストローができます。濁流ストローとして販売しております。受胎率向上のためにご利用ください。

精子の活力が良く、産子の発育も良い幸4の1

霜降りの細かさ、脂質の良さが特徴の勝忠竜

勝忠竜は、(勝忠平×安平×糸竜×福鶴57×第6裕豊)という血統です。
気高系らしい骨格がしっかりしており、強健性があり体質的にも強いです。
生れ落ちは小さく、後からグイグイ発育して伸びるタイプです。
勝忠平らしい大人しい性格を受け継いでおり、飼いやすいです。

脂肪交雑の遺伝力が強いため、母体の影響を受けずに、安定的に市場価値の高い枝肉を生産することが出来ます。
鹿児島県育種値の脂肪交雑ランキングではH評価の第9位(後代数76頭)です。
ホルスタイン種とのF1でも、勝忠竜は遺伝力が強いので、和牛に極めて近い理想的な枝肉になります。

また、勝忠竜は2代祖の安平から素晴らしい肉質の良さを受け継いでおり、霜降りの細かさと脂質の良さが特徴です。

霜降りの細かさ、脂質の良さが特徴の勝忠竜

強烈な脂肪交雑能力を持つ隆清国

隆清国は、(隆之国×白清85-3×第一花国×安福165の9×第7糸桜)という血統です。
脂肪交雑能力の高さと、肉質の良さが特徴です。
細かい小さなサシと、かぶりの厚い大きなロース芯、強烈なモモ抜けを強く遺伝させます。

歩留まりが良く、太いロースと、肩から脛までびっしりと入る強烈な脂肪交雑で、素晴らしい和牛らしい枝肉になります。
白清85-3や安福165-9の安福系の血が濃く入っているにも関わらず、性格は温厚で飼いやすいです。

隆清国はFMAという遺伝病を持っています。FMAは前肢帯筋異常症といい、肩付きが飛び出すような外見になります。
同じようにFMAの遺伝病を持つ隆之国や隆安国の母体とは交配しないようにして下さい。

隆清国の強烈な脂肪交雑能力は、FMAを保因していることが理由の一つだと推測します。
交配に気を付けて、優れた遺伝子を持つ隆清国の雌を保留し、改良にお役立て下さい。

強烈な脂肪交雑能力を持つ隆清国