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茨城県有牛「北国関7」の大活躍!
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茨城県有牛「北国関7」の大活躍!

2015.11.15交配のテクニック

本日は茨城県の大子家畜市場に行ってきました。
去勢が平均73万円 雌が平均58万円でした。

出場全頭数97頭中の62頭が茨城県有雄牛「北国関7」の産仔ということに驚きました。
北国関7は、平茂勝 - 北国7の8 - 安美金 という血統です。

北国関7は全国でもトップクラスの産肉能力で、安定した上物率の高さと脂肪の質の良さを持ち合わせている種雄牛です。茨城県全農は屠場でオレイン酸の数値を種雄牛ごとに計測しているそうで、北国関7のオレイン酸の数値が高いことから、北国関7の脂肪の質が良いということは科学的に証明されているそうです。

北国関7の産仔が62頭も並ぶのを見るのは圧巻でした。
茨城県の方々は、北国関7という素晴らしい種雄牛が利用できることは非常に幸運なことだと思います。

一方で、交配する母体の血統を考えずに北国関7を交配している牛がいたことが、少し勿体ないと感じました。
例えば、本日の上場牛で、北国関7 - 勝忠平 - 北国7の8という流れの素牛がいました。
母牛の点数は82点と高いので期待されていたと思いますが、勝忠平母体の割には体重が乗っておらず、価格は平均を超えませんでした。

北国関7は気高系でありながらコザシで脂質が良いですが、少し増体が不足しています。
上記の勝忠平母体の素牛は、近郊係数が高くなり過ぎたために増体力が低下したのだと思います。

もし上記の勝忠平ー北国7の8という母体に、血縁の遠い「茂久桜」のような種雄牛を交配していれば、勝忠平の増体の良さと茂久桜の肉質の良さが上手く表現できて、平均を超える価格になったと思います。

今日のセリ市場でも、北国関7との交配で、血縁の遠い「安福久」や「安平」、「金幸」といった組み合わせは平均より高く取引されていました。
購買者の肥育農家さんはそういった点を良く見ているのだと思いました。

交配の基本は、母体と血縁の遠い種雄牛を交配し、大きく生ませて健康に育てることだと思います。
私たちミルクネット受精卵研究所は和牛の血統が好きです。
こういった血統の母体には、どういった種雄牛を交配すると良いですか?と相談して頂くと、よろこん一緒に考えますので、是非ともご相談下さい。